ニャンコBrothersの大運動会が、
深夜に開催される日々が続いている。
人間が完全に眠りについたころ、
だいたい、午前2時くらいだろうか。
5kg超の巨体で、
俺とママちゃんの上を駆け抜けて行く。
元気で何よりだが、
出来れば昼間にしてほしい。
おそらく、ベッド脇の棚の上から、
どちらかが張り切ってジャンプしたのだろう。
お腹への衝撃に、たまらず目を覚ました。
同じく目を覚ましたママちゃんが、
「あれ?」
「きゃっ!!?」
と、悲鳴を上げる。
「なに? どうした?」
悲鳴の理由が分からず、
不思議に思った俺は聞いた。
聞きながら、いつもと違う眩しさに気づいた。
「あれ、電気がついてる。」と、ママちゃん。
言われて、ママちゃんの視線の先を見ると、
確かに電気がついていた。
ついていたのは、玄関の電気だった。
玄関へ続くドアにはめ込まれた、
あかり取りのガラスから光がさしていた。
恐る恐る玄関へ向かうと、
そこにはなんと、ニャンコBrothersの姿が・・・。
我が家の玄関の電気は、
人の動きを感知して、
自動で点灯するようセットしてある。
動きがあれば点灯する。
それが人間ではなく猫であっても。
ドアが開いたスキに、
玄関へ出ていくことが時々あったので、
電気のセンサーが猫にも反応するのを見ていた。
だから、電気が点灯するのは不思議ではない。
だが、玄関へ出る前にあるドアは、
いつも確実に閉めている。
前日にも同じようなことがあったらしく、
(あいにく俺は、夢の中だったので知らないが、)
この日はママちゃんが、
ドアがきちんと閉じていることを確認していた。
では、どうしてニャンコBrothersは玄関にいたのか・・・?
な~んて、
ちょっと小説っぽく書こうかと思ったけど、
疲れるのでやめた!
言葉がなかなか出てこないよね。
ボキャブラリーの欠如を実感したよ。
で、だれがドアを開けたのか。
犯人はゆずでした。
犯行の現場を捉えました。
証拠写真がこちら。
グーっと伸びて、
ドアノブに手をかけ、
そーっと押す。
はい、開きました。
すごいね。
ドアノブ回すと開くことを、
いつの間にか覚えたんだね。
ゆずは頭がいい。
キッチンに料理中に入ると危険なので、
入り口に扉を作ってつけました。
この扉、
何かと便利かな?と思って、
押しても引いても開くようにしてある。
ある日ゆずが、
体重をかけると開くことを覚えた。
熱い鍋があるときにでも飛び込まれたら、
危ないなんてもんじゃない。
だから、料理中は中からロックして、
押しても開かないようにしていた。
しばらくはそれでよかったのだが、
ある時からゆずは、
押してもダメなら引いてみな って感じで、
下についてるキャスターをひっぱって開けるようになった。
引いても開くってことを、
いつの間にか学んだってことでしょ?
すごくない?
とはいえ、勝手に玄関に出ると危ないので、
何か対策をしなくては・・・。
ニャンコBrothersには開けないけど、
人間は自由に出入りできるような何か。
ある? 知ってる?
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