2016年1月18日月曜日

◇雪の日の猫たち

◇雪の日の猫たち
昨夜のカイ。

寒かったようだ。

しっぽをマフラーのように巻き付けて、
丸まって眠っていた。

俺の腹の上で・・・。


雪が降るっていうんだから、
寒いにきまっている。


昨晩から、
ニュースで雪への警戒を呼び掛けていた。

だから、当然と言えば当然なのだが、

朝起きたら、
しっかり積もっていた。

関東平野では、
混乱するのに十分な積雪。

案の定、朝から交通は大混乱。

こんな日は、
こたつのなかで、ぬくぬくしているのに限る!

我が家の猫たちは、
そう思っていたに違いない。

だが、自然はそんなに甘くない。


ドスン!


突然の轟音に、
こたつから飛び出したゆず。

「何事にゃ!?」

窓の外を見つめる。

外で何かが起こったことは、
どうやら認識していらしい。


ドスン!


「今度はこっちか!?」

遅ればせながら、カイも登場。



ドスン!


窓の外、
それも、上の方に何かがあるようだ。

「上から・・・」

「ここに、ドスンと何かが・・・」

「あれはいったい何なのさ?」


怖かったのか、
捕まえようと思ったのか、
とにかく気になって眠れない。


早々に雪から雨にかわったせいで、
屋根の雪が次々とベランダに落下。

うかうか寝てもいられない。

ゆずとカイにとっては、
めったに経験しない音だからね。


きっと、

こう言っていたに違いない。

「なんて日だ!!」


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