2015年2月13日金曜日

◇「雑草」という草はない

◇雑草という草はない

雑草という草はない。

どんな草にも名前がある。


テレビ朝日で放送した、昨夜のドラマ、

ドクターズ3 最強の名医



高嶋政伸が演じる大病院の外科医、

森山卓のセリフに、こんな言葉があった。


ママちゃんと共に、思わず「おー」っと声を出してしまいました。

何だかかっこいいセリフだった。



もちろん、森山先生のキャラクターなので、

この後、オチの一言がついているわけですが、

そのあたりは、ドラマをご覧いただくとして・・・



ところで、

この言葉、単なるドラマの中のセリフとも思えなかったので、

ちょこっと調べてみましたところ、昭和天皇のお言葉でした。



長年、昭和天皇の侍従を務められ、侍従長も務めた、

入江相政(いりえ すけまさ)さんという方がおられます。


入江さん(以下 敬省略)の編著書で語られたエピソードのなかに、

昭和天皇のお言葉として記されているそうです。




昭和天皇が、留守中に庭の草刈りをした侍従・入江相政に、

どうして草を刈ったのか?と尋ねられました。

入江相政は、「雑草が生い茂ってきたから」と答えます。



どうして?って、 そりゃ、雑草が生えてきたから。


おそらく、草刈りをする理由を問われれば、「雑草」が生えたから、

と、誰しもが答えるのではないでしょうか?

天皇陛下の侍従とて、答えは同じです。


広大なお庭を美しく維持するためには必要な作業です。



しかし、天皇陛下ともなると、視点が違います。


雑草が生えたから刈ったと言う入江相政に対し、

雑草という草はない。どんな植物にも名前があって、

それぞれ自分の好きな場所を選んで生を営んでいる。

それを、人間の一方的な考えで、

雑草と決めつけて切ってしまうのはよくない。

以後気を付けるように。

と、諭されたそうです。


なるほど、確かに。

雑草とよばれる草だって、

光合成によって、二酸化炭素を酸素に変えてくれる。


人知れず、他の生命の営みに力を尽くしている訳で、

それを、無下に扱ってはならん、敬意を払ってねってことかな?。


お釈迦様の悟りと言われる

有情非情同時成道
(うじょうひじょうどうじじょうどう)

山川草木国土悉皆成仏
(さんせんそうもくこくどしっかいじょうぶつ)

といった思想からうまれてくるのだろうか?


などなど、

テレビドラマをみて、いろいろ考えてしまった日でした。




猫ブログの看板を掲げながら、猫について一切触れていない。

こんな日があってもいいよね。








0 件のコメント:

コメントを投稿