◇猫のあくび

ゆず、昼寝から覚醒。

何か考えてる？

「ふぅ」

「ふぅぁ」

「ふぅああ」

「ふぅあーああ」

「っふぅ」

「眠くなってきた。」

「も少し寝るかな。うん、寝よう。」

「おやすみ。」

よう寝るねぇ。


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◇猫らは今日も元気です。

今日も？

今日に限らず、いつも元気です。
ほとんど寝てますが・・・。


さぁ、寝よう。


人間らが眠くなってくると、
決まって、猫らが覚醒する。

「よし、準備完了！」

「わくわく、ドキドキ。」

“ねこのきもち”の付録、“トンボくんじゃらし”が好評で、
これを追うことが日課となっています。

「えいっ。」

「チョイっ。」

しっかり狙って・・・、

人知れず空振り。

野生の本能など、かけらも見られない。

でも大丈夫、

見なかった。
ゆずが空振りしたのなんて見てない。


「えーい、捕まえるにゃー。」

「待てぇ！　待てぇ～いっ。」

空振りしたのがショックだった？

「うにゃっ。」

「逃げ足の速いやつめっ。」

「そっちがその気なら・・・。」

「捕まえたぁっ！」

「こうなったら、なんでもいいっ。」

あっ。

ずるーいっ。



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◇久しぶりの抱っこ

成長とともに、
趣味趣向が変化するのは、
人間だけではないようです。


抱っこが好きだったゆずも、
最近は、拒否することが多くなりました。


淋しいと思っていたところ、
久しぶりの抱っこに成功！

おーっ！

この感じ、

久しぶりだねー。


手、パーって。

抱っこ、抱っこって、
しつこくねだる時期もあったのになぁ。

こんな風に、お腹出してすり寄ってきたら、

抱っこだってできそうなものですが、
この状態でも、
抱き上げると力いっぱい拒否されます。


抱っこではなく、
他のことをして遊びたいってことかな？

・・・とも、考えたりますが、

今一つ、ゆずの考えが分からない。


かまって欲しいのは分かるのですが、
抱っこＯＫと抱っこＮＧの差が分からない。


でもまあ、

今日は抱っこＯＫってことなので、

ゆずが飽きるまで、

もふもふなお腹を、

堪能さえてもらおうと思います。

ゆんたん、ごきげんだねぇ。

生後、2～3ヶ月で我が家にやってきて、
全く同じ環境で育ったゆずとカイ。

環境は同じでも、
性格は違ってくるものなんですね。


ゆずと違って、
カイは、いつも膝の上です。

“よろしくお願いします ”



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◇元気なのはいいのだけれど

でれーっと眠っていても、

膝の上で爆睡していても、

一旦目覚めれば、

全力で遊び始める。

何もない段ボール箱だって、
隅々までチェック。

物足りなくなると、
「おーい。」

「相手しろ！」

と、誘いに来る。


ひとたびおもちゃを取り出せば、
必死で追いかけ、

捕まえる。

そうこうしているうちに、
興奮のあまり、
何を追っていたのか分からなくなる。

そして、
違うものを捕まえる。

獲物を追いかける、
そのままの勢いで掴みかかってくる。

爪の手入れをきちんとしていても、
俺の脛は傷だらけ。


元気な姿を見るのは、
とても嬉しいことなのだが、
案外痛いんだよねぇ。


元気なのはいいのだけれど、
その元気を受け止めるのは、
なかなか大変だよ。


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